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デスタンには、男としてなりがちである

結局ダグラム漬けの日々になってしまい、とても社会人とは思えないペースで見続けた結果、75話全話を見倒してしまいました。(^^ゞ
その間、撮り溜めたTV放送もあったし、エンタープライズのDVDもあったのですが、それらを見ながらも、ダグラムのDVDを見まくったのです。

いや~、中年になって観るダグラムは、すっごくいいです!
本放送当時の制作スタッフが、今の私と同じくらいの年齢だからでしょうか?
登場人物の思惑や感情がよく読み取れて、さらに話の深みが増す感じなのです。

いやもう、ダグラムを見た事無い人には全然わからない話だと思いますが…。
コール・デスタンという男が出てくるんですが、そいつがもう、いい具合に小悪人なんですよ。
…で、小悪人のくせに、そこかしこで鍵となる行動に出て、歴史を動かしてしまうのです。

このデスタン、最初は独立側ゲリラの中にいて、中核メンバーの中でも上のほうでやっている訳です。当然、主人公達より先にゲリラになっていたので、先輩風をふかします。
英雄的行為に憧れているのか、演説ぶるわりに実際の行動が伴わない、いわゆる『臆病な先輩』として描かれます。
それが、命惜しさに連邦軍に寝返るのですね。それで裏の情報を漁る『日陰者キャラ』となる。連邦側の実力者の手先として『守銭奴キャラ』にもなる。

彼はこうして主人公達の『裏切り者』になる訳ですが、その最中、かつて自分が演説ぶった事でゲリラ側に身を投じることになった少女と再会。デスタンが自ら『裏切り者』になったと知らない彼女は、全てを捨ててデスタンとともに生きようとまでするのですが、そんな彼女をデスタンは撃ち殺してしまう…。

しかし、デスタンは小悪人で、極悪になりきれませんから、それをきっかけに足を洗おうとします。でも彼は、元の仲間の情報を売って生きる『日陰者根性』が抜けきれず、ゲリラ側の中枢で意見が別れていると知ると、その情報を売って小金を稼ぎ、バーのママと幸せに暮らそうとします。ところが、彼が情報を売った事でゲリラ勢力が二分され、最終的にゲリラは実質的な敗北を迎えます。
そして最終回で、彼は文字どおり歴史に名を残す事をやらかす訳です。
発作的に、ではありますが…。

こうして見るとダグラムは、デスタンが居るからこそ回せるストーリーなんですね。
過去も現在も、デスタンは常にデスタンらしい行動をします。
そして、こんな小悪人が、間違いなく歴史の歯車を回してしまうのですよ。

英雄的行為に憧れる者の性として、裏切り者でありながら、良心のかけらを残しているところが、非情に人間臭いです。
ゲリラ側の精神的指導者であるサマリン博士のように、ずっと信念を保っていける人や、地球側の政治家としてのし上がっていくラコックのように、傲慢非情になりきれる人は少ないけど、デスタンのような人間はいっぱいいそうな感じがします。
…私を含めて、ね。

自分の良い面も悪い面も、全て女性によって引き出されてしまう所なんか、デスタンはホントに男なんですよ。

思いのほか長く書き連ねてしまいましたが、デスタンの魅力、わかっていただけましたか??

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コメント

こちらでは初めて発言します。

デスタンの人間臭さに、異議無し!!

投稿: 伊澤屋/伊澤 忍 | 2014年2月19日 (水) 15時40分

放送してる時は小学生?で話の流れがさっぱり分からなかったけど、同じく40過ぎてからレンタルで見ました。
子供のころはラコック、デスタンは何となく嫌いだったけど、あらためて見ると魅力的な悪役のラコック、人間味溢れるデスタンやはり年を取って好み変わったのか。
謀略、駆け引き面白かった。
しかしダグラム強すぎ。

投稿: 柴犬 | 2015年6月29日 (月) 11時28分

柴犬さん、コメントありがとうございます!
私の人生に大きな影響を与えたダグラム…。
今年は更に私に影響を与えたザンボット3を一気に鑑賞してしまいました。。
いやあ、ダメな大人ですねぇw

投稿: kamiken1968 | 2015年6月29日 (月) 21時48分

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