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私は、墓なんかよりブログが残って欲しい

先日亡くなった先輩の奥さんから連絡をもらい、ネット回線解約の手伝いに行った。
先輩はITな仕事の人だったが、奥さんは非ITな人だったので、業者に「機材を送り返してくれ」と言われても、どれをどうしていいか、わからなかったのだ。

まだ身の回りのものも片付けきっていないし、パソコンの中のデータ整理までやる段ではなかったのだが、いかに夫婦とはいえ、機械に疎いと、これから先、後片付けに困る事も多いだろう。残念ながら先輩の家族はITに暗い人ばかりなので、今後も声がかかれば手伝いに行くつもりだ。

しかし、振り返って自分が同じ状況になったらどうかと考えると、ことITサービスに関しては先輩宅以上に込み入っているし、老親や兄弟もITに疎いので、始末に困る事だろう。
このブログだって、niftyを解約したら消えてなくなるのだ。
デジタルデータも、ほぼ廃棄されてしまうに違いない。
Gmailだけは、死後もスパムを受け取ることになるだろうが…。

私はリアルな墓なんて欲しくない。墓なんていらない。
先祖も家族も友人も、毎日追善できる環境にあるので、それ以外のリアルで、モニュメントになるものは必要と感じない。
遺骨に魂が宿るという宗教観とも無縁なので、自分や、ましてや会った事もない親族の骨を留める事に意義など見いだせない。欲しいと思う人がいるなら、手元に置いておけばいい。遺品の1つと変わらない。埋葬しておくだけなら、コンクリートに混ざって、どこかで役に立ったほうがいいと思う。

但し、やはり生きて来た証として、何か残しておきたいとは思う。
そこで、デジタルデータの記録は残っていて欲しいと思うのだ。
デジタルデータのビット単価は安くなる一方なのだし、墓地なんて有限なリソースは有効に活用していただいて、このブログやホームペーシやらは、生きたままにしておいてほしいのだ。

何も、遺品まで集めて追悼サイトを作ってくれとは言わない。
ただ、個人として不特定多数に向けて発信したものの内容は、気まぐれで検索した人から見えるようにしておいてほしいのだ。

墓とか塔婆とか季節の供養とか、現場の坊主達でも意義を論理的に説明できないモノにリソースを割くのなら、残したデジタルデータにオリジナルのままアクセスできたほうが、よっぽど故人の為といえるのではないか。

少なくとも私は、死後の坊主の食い扶持になるつもりはない。

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コメント

サクは雑談専門なので難しい機械の話題は避けて
過去日記にコメント入れておきますね。
(メールで記入箇所のお知らせ行きますよね??)

お墓、実はサク家には入りたくてもないのでつ。
ですから作らないと〜と思いつつ現在に至っております。

デジタルデータの記録…有効活用できるようなデータなら
残しておいてほしいです。
古いサイトとかはある日突然なくなっていたりすると
そこはかとなく喪失感でつ。

サクのは特に内容がないのでイイでつ。(^o^;A

投稿: サク | 2007年6月 7日 (木) 15時46分

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